炭材の詰め込みは、出炭後窯底の「床ならし」を行った後、窯内がまだ高温のうちに、根の部分 を上にして奥の方から密に立てる。 窯内が熱いので「タテ又」を使って詰め込み、窯口付近になったら投げ込んで「コゼ又」を使い、 すき間のないように詰む。 窯口で30pくらいの空間を残し、口焚きができるようにする。 排煙口と窯口には粗悪な炭材を詰める。 最も消耗率が高い場所であるため、灰となっても惜しくない炭材を使うのである。 炭材は乾燥させては良質炭ができないので必ず生木を詰めること。