選別.出荷
解説


消し粉で消化された備長炭は翌日には取り出され
等級別に分けられる。


出荷用15キロ段ボールに詰められる。


紀州備長炭の品質の高さは、生産者の厳しい選別にもよる。


ケースに収まるよう長さを切りそろえる。
鉄のように堅い備長炭はノコギリでは切断できず、ナタで叩いて切断する。

以上のような行程を1サイクルとし月に平均3サイクル行われる。
1窯に入れられる原木の量は約4トンで、備長炭として生産されるのは
そのうち僅か約480キロ、12パーセントの生産率である。