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私たちの暮らすみなべ町は和歌山県の中部に位置し、太平洋と熊野連山に囲まれた自然豊な素敵な町です。
私たちみなべ川森林組合は、林業を支援する立場から300年もの永き歴史ある伝統産業「紀州備長炭」の振興に力を注いでおり、みなべ町の施設「紀州備長炭振興館」を拠点に、備長炭の新用途開発や販路の開拓、それに備長炭生産者への支援や原木(うばめがし)の植栽活動等を行っています。
そんな歴史と伝統のある「みなべ町」に、ある日、とても可愛い女の子が舞い降りてきました。
名前は“びんちょうタン”
頭の上に備長炭を乗せた、健気な女の子。
原作は、㈱アルケミスト・江草天仁先生が描かれた作品で、2006年にはTBS放送でアニメ化されるほど全国的に話題となったにもなった作品です。 |
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実はテレビ放送が始まる2年前の2004年のある日、原作者江草先生がみなべ町に突然訪れ、私たちを前にして、「私の描いたびんちょうタンを、地元の伝統産業である紀州備長炭の振興に使ってくれませんか。」と真剣に相談を持ちかけてきたのです。
突然のことで多少戸惑いもありましたが、これまで関わることの無かった若い世代に、日本の伝統産業や文化を広める媒体として、びんちょうタンが活躍してくれるかもしれない、
と期待を寄せ、2005年よりみなべ川森林組合の正式マスコットキャラクターに起用させていただきました。
私たちが先ず始めに行ったことは、びんちょうタンが大きく描かれた紀州備長炭振興館の案内看板を2基作成し、それをみなべ町内に設置し、町内の人々にびんちょうタンの存在を強くアピールすることでした。
今ではほとんどの方から温かい声援が届けられています。
その中でも「みなべ町の観光にもこのキャラクターを活かせれば、」との期待が多く、その反響に答えるべくみなべ町限定びんちょうタングッズを企画し、携帯ストラップやぬいぐるみ等、数々の小物グッズを製作し、町内のホテルや旅館、道の駅等の売店で販売することになり町内の観光にも大きく貢献しました。 |
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